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エンジェルナンバー137とは?その不思議と謎は?

現代物理学上の『137』

現代物理学に未だ解明されていない、「最大の謎」と言われているものがあることをご存じですか?

ニュートンが万有引力の法則を発見してから早350年以上が経った今、だいたいものは既に法則なり解明なりされているんじゃないの?とお思いかもしれませんが、実はまだまだ白黒ハッキリできないものは数多く存在しているのです。

今回はその謎のひとつに迫っていきたいと思います。

現代物理学最大の謎…それは微細構造定数である「137」という数字です。

この微細構造定数電子の電荷の大きさe相対論の光速c量子力学のプランク定数h三者を巧みに繋ぎました。

ちなみに表記するとこのような式になります↓

1/137=e^2/(2ε0*h *c)

ところがこの「137」という数字、正確には「137」で終わりではなく、「137.035999…」と続いています。

なんだか小学校の算数で習った円周率を思い出しますね。

円周率ならすぐに計算が終わるのですが、この微細構造定数、計算していくとある壁にぶつかってしまいます。

なんとこれ、最終的には全ての単位が分子分母で相殺されて無くなってしまうんです。

この世にある数字には、ありとあらゆる単位がつけられていますよね。

速度であれば「メートル毎秒」、圧力であれば「Pa(パスカル)」、電気であれば「V(ボルト)」などなど。

その公式までは理解していなくても、数値の後にたいてい何か基準となる単位がついています。

ところが単位がなくなってしまうと、数字というのは途端に意味付けが難しくなるものです。

この微細構造定数が現代物理学最大の謎と言われているのはそこで、単位が消えてしまうからこそ、ざっくり「137」という数字までは導き出せても、果たしてこれが何の単位の数字なのか、未だにわかっていないということなんです。

もちろんこの謎を解明しようと、多くの物理学者、はたまた数学者まで何度もこの問題に取り組んできました。

中でも最もこの問題に取り組んできたのがスイスのノーベル賞物理学者パウリなのですが、彼をもってしてもこの数字の謎は解くことができませんでした。

それどころか、あまりにこの数字に固執していたせいなのか、それともはたまた偶然なのか…彼が息を引き取ったのは、チューリヒ赤十字病院の137号室だったそうです。

またパウリの友人であるユダヤ教学者のゲルショム・ショーレムもこの問題に取り組んでいました。

しかし彼は物理学でも数学的観点からでもなく、専門分野であるユダヤ教の視点からこの数字を見つめていました。

彼は「137」という数字は、ユダヤ教の思想のひとつであるカバラと深く関係していると見ていたのです。

哲学や宗教上の『137』

実はカバラを表す古代ヘブライ語は、それぞれ5・30・2・100の数字を意味する4文字らしいのですが、これを合計すると、なんと「137」になるのです。

ここでの説明は省かせていただきますが、実はこのカバラ、宇宙について独特な思想が含まれていることもあり、なんとも不思議なことに物理学の分野と全く離れているとも言い切れないものなんです。

いやいや、物理学の数字の話なのにいち宗教なんて関係ないでしょ、とお思いですか?

先ほども言ったように、この「137」という数字には現在のところ単位がついていません。

つまり宇宙の法則上、それが間違いであるとも言い切れないのが現状なのです。

また宗教とは少し離れますが、スピリチュアルな観点で見ると「137」というのはエンジェルナンバーのひとつとも言われており、いわゆる幸運の数字とも呼ばれているそうです。

次は道教の観点でみた137です。

中国の道士の術の一つである錬丹術は現代の医薬学、化学技術や心理学の発展にも貢献しています。スイスの心理学者ユングは中国道教の錬丹術「太乙金華宗旨」という書に影響されユングの心理学的解説を付して「黄金の華の秘密」という書を出版しました。ユング思想や夢の解釈に新たな展開をもたらした書です。

心理学者ユング、実は物理学者パウリのセラピストでもありました。

その中国道教の一種である八卦から137を解釈してみます。

八卦のその根源は宇宙、万物の根源である「太極」と言われます。

その「太極」から「両義」が派生し、陰と陽という対立する2つの考え方が生まれました。「両義」から、さらに陰と陽がそれぞれ2つずつ派生し「四象」という4つの記号ができました。この4つの記号、つまり4種類の陰陽からさらに、それぞれ陰陽が派生して8つの記号ができますが、これを八卦と呼んでいます。

この8種類の卦を上下で組み合わせて「六十四卦」が森羅万象のさまざまな事象を表すといわれています。

この137を二進法で、(137>>0137)でみると坤、震、兌、乾という掛となり、組み合わせて、五陰一陽・五陽一陰というとても珍しい卦象が現れます。

これは「循環中、区別のつかない、繰り返し、すべて虚言」を表します。簡単に言えば「夢」ですね。

森羅万象、宇宙に存在する一切のものの中で137が表すのは夢。だそうです。

以前紹介したナンバー23も数字に関する奥深い話です。興味がございましたら、是非ご覧になってください

神秘的な数字の魔法!ゾロ目にも注目しよう

ゾロ目とは、数字がすべて同じ値で構成される数のことを指します。例えば、11や22、33などです。これらの数字は不思議な魅力を持っています。ゾロ目が現れると、幸運や吉兆の象徴とされることがあります。

ゾロ目の数字には、数字のエネルギーやパワーが集まっていると考えられています。それぞれの数字には意味や象徴があり、例えば「11」は新たな始まりやチャンスを象徴し、「22」はバランスや調和を意味します。また、「33」は創造力や表現力を高めるとされています。

ゾロ目の数字が現れるとき、私たちは自分自身や周囲のエネルギーと繋がり、ポジティブな変化や成長を促すチャンスが訪れるのかもしれません。ゾロ目の数字に敏感になり、その意味やメッセージに耳を傾けることで、私たちはより豊かな人生を送ることができるのです。

数字は言葉以上に直感的に私たちに訴えかけるものです。ゾロ目の数字には特別なエネルギーが込められているため、私たちがその力に敏感になることで、日常の中での小さなサインやガイドとして活用することができます。

ぜひ、ゾロ目の数字に注目してみてください。神秘的な力があなたに新たな可能性や幸運をもたらすかもしれません。延伸閲読:ゾロ目を心理学的に考える:その神秘的な力とは?


最後に、